脚扶助

最近、ウチの馬に乗って時折思うこと。
やけにに鈍くなってることがある。
それなりに強く使わないと反応が見られないこともある。
昔から無かったわけじゃないが、昔と何かが違う。
言ってみれば、昔は背中を痛めていたり邪魔されて乗られていたりで
前進気勢を失ってしまったために推進へあまり反応しなかったり
雑な乗り方のせいで推進と側方転移のの使い分けが
わからなくなってしまっているせいで反応できなくなったりだったが
今はそういう問題ではなく、ただ反応が鈍いことがある。
原因はと考えたとき一つ思い浮かぶのはをいつもいつも使っていないだろうかということ
馬術書などを見ればわかるが『短切に』使うべきで
やたらめったらいつもいつも使っていたらそれは鈍くなって当然だろう。
当然、使うべきときに使わなくてはならないものではあるのだが
必要ないときには使わないという選択がなくてはならない。
一流の馬術家の中にもを離して乗るという指導をする人もいるくらいだから
その点に注意してのって言って欲しい。
とはいっても、必ず気にすべきは馬の状態である。
を使うにも、使い方にもその強さにもなんらかの理由がある。
理由をもって使うから馬が指示を理解して反応するということを考えて
使うべきときに使い、使うべきで無い時は使わないようにしていくべきである。
「一歩一歩を使う」とか「ちゃんとを使いなさい」という言葉の表現を聞いて
その表現に惑わされず、なぜそれを言われたか、何のためにそうするのかを
考えてやっていってくれたらもっと人馬ともに伸びていくと思う。