蹄跡行進

何も考えてないかのように延々と蹄跡行進を続ける人が多い。
実際にはいろいろ余計なこと考えすぎて蹄跡にハマっている場合が多いのだが。
馬に乗っている限り、その一歩一歩、一瞬一瞬の対応が影を与えているのだから
考える前に馬を良く感じることが重要であって、その上で考えるべきである。


蹄跡行進するにも、気にするべきポイントはいくつもある。
・左右のバランス
リズム/歩調
・元気のよさ
・ラチに頼ってはいないか?
・コンタクトは保てているか?
歩度のつめのばしが自在に出来るか?
etc.
例えば、普段の練習なら同じ蹄跡行進でもラチ頼りではなく、ほんの少しラチから離れた
あるいは、蹄跡ひとつ分空けた場所を真っ直ぐ歩かせるだけでも随分いい練習になる。
蹄跡に入り込んだ途端に馬が変わってしまうならそれは普段の乗られ方が影している。
蹄跡だろうとどこだろうと同じように運動できるように意識してやっていくべき。