鐙上げ軽速歩

鐙上げ軽速歩はよく、筋トレのようにしてやらされます。
なぜ、こんなものがあるのでしょうか?
そもそもなぜこんなことをあるかに関しては実際良く知りませんが
(鐙がなかった時代の名残のような気もします)
実は、優秀なバランスレーニング方法のひとつでもあります。
シートとバランスが正しくないと反撞を上手く利用したりできないからだと思います。
良くある勘違いは、立ち上がることが目的だと思いがちなことです。
軽速歩の主要な目的自体が、馬を楽にしてやることであることを忘れてはいけません。
馬の反撞にあわせて、タイミングよく、必要なだけ腰を上げて、なるべく衝撃を与えないように下ろします。
すわりの位置、バランスその他が向上すればだいぶやりやすくなります。
勿論、たくさんやる必要はありませんが、必要に応じて少し取り入れるのもよいかと思います。